心理系大学院を目指すブログ

大学・大学院で心理学を学びました。大人になった今、心理学を学び直しています。

【過去問】社会心理学:シェリフによる「同調」の実験

今回の過去問は、社会心理学に関する問題です。

【問題】

社会心理学において、M.シェリフ(Sherif,M.)が自動運動(autokinetic effect)を使ったのは、以下の選択肢のなかのどの研究か。

 

1.同調(conformity)

2.攻撃(aggression)

3.リーダーシップ(leadership)

4.対人認知(person perception)

5.愛他性(altruism)

 

 

ここでいう「自動運動」とは、暗闇の中で光の点が実際は静止していても動いているように見える現象とのことです。シェリフはこの現象を使って、暗室に3~4人集め、光点がどれくらい動いたかを口頭で、周りに聞こえるように報告するよう求める実験をししたそうです。被験者は、口頭での報告を何度も繰り返すうちに、バラバラだった答えが一定の範囲内におさまるようになった、とのことです。これは、被験者の答えが周囲にいる人の影響を受けたと考えられる例といえます。

 

ということで、選択肢の答えは、

【回答例】1.同調。

因みに「同調」とは、「相手と自分に共通の事項があると安心感や親近感を覚えること」とのことです。

 

 

 

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【過去問】発達心理学:自閉症スペクトラム。ウィング「三つ組みの障害」

今回は自閉症スペクトラム障害についての過去問を解きました。

ウィングによる「三つ組みの障害」に関して、その3つを知っているかどうかと、その内容を具体例に当てはめて考えられるかを問われているようでした。

 

【問題】

ウィングが提唱した「三つ組みの障害」で説明される、自閉症スペクトラムの特徴として、適切でないものを一つ選びなさい。

 

1.周囲の音を不快に感じる、触られることを極端に嫌がるなどの感覚過敏がある。

2.道順や物の置き場所に極端にこだわり、変更されるとパニックになる。

3.乳幼児期、他者と視線を合わせ微笑み合うという情緒的な交流が乏しい。

4.言葉を覚えても、やり取りの道具として用いず、独り言として用いるばかりである。

5.同年代の友だちへの関心が乏しく、また関わりが一方的である。

 

 

【回答例】1.

ウィングの「三つ組みの障害」は、①社交性の障害 ② コミュニケーションの障害 ③ 想像力の障害 です。

①は、他者との交流がスムーズにいかない障害です。具体的には視線が合わないなど。②は、言語性、非言語性のコミュニケーションに偏りがある障害です。言葉の遅れ、言葉のトーンなどの理解が難しいなど。③は、目の前に見えないものを思い浮かべる力の障害です。想像力によって可能になるごっこ遊びが難しかったり、こだわりや興味の偏りが現れるといわれます。

選択肢のうち、1.は感覚過敏についてなので、ウィングの「三つ組みの障害」には含まれていないと考えられました。

 

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【過去問】パーソナリティー理論:マズローとアドラー

今日も過去問を解きました。

今回はパーソナリティー理論についての問題でした。

学者名とその理論の組み合わせについての問いでしたが、「〇〇といえば△△理論」というのは、本当に有名なもの以外は覚えていませんでした。

 

【問題】

パーソナリティーに関する理論について、学者とその学者が提唱したパーソナリティー理論に関する用語の組み合わせとして、最も適切でないものを一つ選びなさい。

 

1.エリクソン ー 同一性

2.キャッテル ー 16PF

3.アイゼンク ー 精神病傾向

4.マズロー ー 劣等感の補償

5.ケリー ー パーソナル・コンストラク

 

 

 

【回答例】

4.が不適切。

マズロー:人間の欲求は、生理的欲求、安全欲求、所属と愛情欲求、承認と自尊欲求、自己実現欲求という5つの階層からなる欲求階層説を唱えた。

劣等感の補償:アドラーは、人間には劣等感を補償するために、より強くより完全になろうという意思があると考えた。

 

 

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【過去問】認知心理学:記憶の種類

とある大学院入試の過去問を解きました。

 

【問題】現在よりも先の時点の予定ややらなければならないことについての記憶を何と呼ぶか、適切なものを一つ選びなさい。

 

  1. 作業記憶
  2. 展望記憶
  3. 手続き記憶
  4. 宣言記憶
  5. 長期記憶

 

 

【回答例】2。展望記憶。

 

作業記憶はいわゆるワーキングメモリ。情報の処理と保持を同時に行う作業台と言われますね。手続き記憶は、自転車の乗り方などの体で覚えている記憶。宣言記憶は、事実と経験の記憶で、明示的に宣言できるもの。長期記憶は、外界から入ってきた情報を秒とか分の単位よりも長い時間保持された記憶。長い時間保持するためには、その情報を繰り返したり、意味づけしたりする。

 

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